About Leather
スパイラルアロウズで使用している革は使い込むほどに風合いが変化するサドルレザー。サドルレザーは服素材などに使われるクローム鞣し革と違い、植物タンニンでなめされたっぷりのオイルを含んでいます。その風合いはとても自然で古くから革素材として親しまれています。
またサドルレザーは経年により徐々に変化していくのもその特徴の一つです(ナチュラルカラーの場合)。はじめは人間の肌に近い色をしていますが日に当たることで「日焼け」し、やがて濃い色に変化していきます。使用している環境やメンテナンスの仕方で変化の過程を楽しむのもサドルレザーの魅力の一つです。
※塩基性硫酸クローム液を使用して鞣した革。現在多くの革に使われているが廃棄処理の環境に対する影響などが問題とされています。
●経年による色・風合いの変化サンプル

スパイラルアロウズは製作工程の全てをハンドメイドで行います。
 裁断は革包丁を使用した昔ながらの手法で型どおりに切り出します。縫製は手間と時間をかけた手縫い。手縫いは最も古典的な縫製技術であり現在でも機械には真似できない丈夫で美しい縫製技術です。また、革のコバ処理(革の切り口)には丁寧に時間をかけた磨き処理を施しています。

革の取り扱いについて

日焼けについて
革は日に当たることで「日焼け」し、色が変わります。
特にナチュラルカラーのサドルレザーは独特の味のあるあめ色に変わっていきます。
日焼けが気になる場合は、日の当たらない場所に置くことをお勧めします。
また、普段は日に当たらない裏側などもたまに日に当てると日焼けが均等になります。

水とカビについて
革は水に弱いものです。濡れた手でさわったり、水のはねる所に置いたりしないことが大切です。
濡れてしまった場合は、決して擦らず、乾いた布で優しく吸い取るようにします。
後は、形を整えて風通しの良い場所で陰干しします。その後オイルを塗りケアします。
ドライヤーやストーブなどで急速に乾かすと、革のオイル分が抜け繊維が縮んで硬化してしまうので避けてください。
保管状態によってはカビが生えることがあります。カビが生えてしまったら、水に濡らし堅く絞った布でカビを拭き取り、陰干しした後、オイルを塗ります。

保管について
革製品を保管する際は、ほこり等を柔らかい布で落とし、部分的な汚れは、水に濡らし堅く絞った布で軽く拭きます。風通しの良い乾燥した日の当たらない場所に保管します。


革は個体ごと部分ごとにキズやシミの有無・きめ細かさ・硬さなどが違います。
良質な部分を使うよう心がけておりますが、カットの際、商品部分に入ってしまう事もありますのでご了承ください。
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スパイラルアロウズの製品には意匠登録出願済みのものがございます。製品の意匠の盗用などは固くお断りいたします。

Produce by Kawashin Products